2014年9月18日木曜日

ティファニー



SMS着信音。
発送者を確認すると、子供たちの父親。

メッセージを見ると決まり文句の挨拶があって「ティファニーが死んだ」とある。
ティファニー?

あらゆる脳細胞を活性化させ、思い巡らしてもベルが鳴らない。いったい誰だろう。彼のパートナーの家族の一人か。確か男兄弟ばかり。そうなると、その子供たちか。それとも、昔の知り合いの誰かの子供か。彼の親戚家族の誰かか。必死になって考えてもわからない。

それでも、さすがに「誰?」とは聞けないものが、「死」という言葉にはあった。

家族や親近者とも、知り合いとも取れるような、ニュートラルなお悔やみの言葉の後に、「何ができるかしら。」と聞いてみた。

忘れたころに返事が届く。
「誰にも、何もできない。。。」

何この返事?いったいティファニーって誰よ。私が知っているティファニーは世界中でもオードリーヘプバーンが演じるティファニーのみ。即、電話で相手を呼び出すと、画面に大きく相手の名前が掲示される。それを見て慌てて呼出しを取り消す。

その名前は子供の父親ではなかった。
イニシャルこそ同じだが、もう一年も会っていない昔の同僚。
うっかりと、名前をイニシャルで確認して、いつも連絡がある子供の父親と思い込んでしまったのだ。

思い込みの激しい、おっちょこちょいを、またやってしまったか。
慌てて改めてすべての脳細胞を動かし、昔の同僚達を思い浮かべる。その家族を考えてみる。それでも、どう頑張ってもティファニーという名前は引っかかってこない。
別の知り合いに連絡をしようか、とも思うが止める。

ティファニー。
ご冥福をお祈りします。



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