だって!ここは、それを意図して書いてはいないんだから。
そうじゃないよ。その大切さは分かるよ。でも、ここで入れたら観点が違っちゃう。
ええっ?そんな自明なことをわざわざ明記する必要ってあるの?
上達の近道は「素直さ」。学びの基本姿勢でもる。
分かってはいても、褒めてもらいたくて見せた作品を批判され、改善点とやらを列挙されると、自己弁護や言い訳の言葉が、しかも、相手の主張を受け付けない格好で飛び出してしまう。
最後には泣きそうになってしまう。これまで相談したくても、ちっとも時間をとってくれなかったじゃない、と恨みつらみの言葉となり、良いところを一つも言ってくれていない、自信喪失、と、我が至らなさを相手の過失であると押し付けんばかり。
そんなことはないよ。とっても良くできているよ。一語だって削っていないじゃないか。文章の変更もしていない。駄目だったら、傍線を引いて削っているよ。
ふっと冷静になる。
ごめん。いや、分かる。分かるよ。そうだよね、その通り。せっかく大切なポイントを示唆してくれたのに、突っぱねてしまってごめんなさい。
漸く素直な言葉が出てくる。
「分かっているよ。それに、そうじゃなくっちゃ、君らしくない。」
えっ?どういうこと?素直じゃなくって、短気で、常に強固に自己主張するってこと?
ごめん。せっかくアドバイスしてくれているのに、嫌になっちゃうよね。
「見方次第だよ。」
ん?いつだって本気で、何事も真面目に捉え、真剣だからこそ食らいついてくる性格として好ましいと思うか、自我が強くて他人の意見を受け入れようともしない嫌な性格だと切り捨てるか、全ては見方次第だってこと?
にゃーおん。ごろごろ、にゃーおん。
「しっかりと述べられているよ。こういったものを待っていたんだ。」
みゃーおん。にゃおにゃお、みゃーおん。
早速、新たな視点を取り入れ、書き直そう。
物事が立体的に見え始めてくる。
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