驚くなかれ。
二月中旬にサンパウロで手に入れた種。
臺灣の幼い姪っ子が「腰のまがったお婆さん」と呼んでいて、大好物の、くの字に曲がっているナッツ。
あのナッツが、実はぽったりとした果実の先端にくっついていることを知り仰天。早速その実を味わい、先端についていた種を大切に持ち帰って、鉢に植えたのが三月に入ってすぐ。
マンゴやパイナップルと一緒に、一番日照時間が長い末娘バッタの部屋の窓に、小さな植木鉢を置く。何の変化もない日が続くが、時々水を与え、あの固い殻がふっくらと膨らみ、芽を出し始める様子を思い描く。
そうして今日、学校の学習旅行で主のいない部屋に入り、ふと目をやると、どうやら土が盛り上がっている。よくよく見ると、白い芽が土を破って出んばかり。
なんと!
冷蔵保存はしていないし、種は生きていると願ってはいたが、入手してから二週間は経ってしまっており、かつ、あの固い殻に傷でもつけて芽が出やすいようにしてあげれば良かったか、と思っていただけに、この快挙に沸き立つ。
末娘バッタが帰ってきたら、真っ先に教えてあげよう。
カシューナッツの逞しい生命力に、こちらまで奮い立つ思い。
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