道端で知り合いに会う。
息子の卒業式の帰りとか。
明るいワンピースと、薄化粧。
そうして花束が手渡される。
会場を飾った花を丁寧に分けたもの。
こじんまりとした赤い薔薇の花。
白くて可憐なかすみ草。
そして、黄緑の蕾。
グラスに挿しながら、
高校卒業の時に担任の先生にいただいたボケの花の小さな植木を思い出す。
そうして、
ちょっと枯れそうな危うさをもった花束にしては、
グラスの水が随分減るわ、と思いながら、
毎日、交換。
と、
今朝、黄緑の蕾でしかなかった塊が
見事に開花。
一体、なんだって今まで存在に気が付かなかったのだろう。
夢は拓く。
緑の風が涼やかに花をゆらす。
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