息子バッタがバイオリンのグループレッスンをやめてから、末娘バッタは友達と乗り合わせて行くので、土曜は午後の慌ただしさから解放されている。
金曜夜の個人レッスンは続けているが、それも今年いっぱい。
高三なので、これまで以上に練習ができないから、オーケストラやコンチェルトなど、皆に迷惑をかけることになることはできない、というのが、彼がグループレッスンをやめた理由。
今年のノエルのコンサートの午後の部に、彼の姿はなかった。彼の音は響いてこなかった。末娘バッタの堂々とした姿を目で追いながら、何とも寂しく思ってしまう。
息子バッタは、バイオリンの恩師から彼女の9歳になる娘のたっての願いだから一緒に弾いてくれと声を掛けられ、午前の部でビバルディの二人のためのバイオリンコンチェルトを弾いていた。演奏後、晴れ渡った嬉しそうな笑顔で戻ってきた息子バッタを見て、彼がグループレッスンを止めざるを得なかった理由は、本当に彼が言う通りだったのだな、と改めて思ってしまう。
バイオリンが好きで、ここまで続けてきたことを確信する。
どこに進学しようとも、どんな将来を歩もうとも、今後の彼の人生で音楽は彼にとって大切な一部になるだろう。
冬枯れの木立に夕日。
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