早朝、小鳥たちのさえずりを耳にし、緑の小径を歩みながら、ふと心に思いが過る。そして、思い始めたら、今までのことが嘘のように、無性に恋しくなる。書く、という行為が。
時間がないのではなく、時間を作ってこなかった。
それが突然、書こう、と思い立つ。
この夏、20年前ぶりに日本に戻るという友人から、一袋ずっしりと単行本をもらっていた。その中に安倍公房の「密会」と「砂の女」を見つけ、この週末、貪るように読んだ。しかし、さすがにだから、でもないだろう。
青空を仰ぎながら、にんまりとする。
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皆さんからのコメント楽しみにしています
お帰りなさい。
返信削除どうなさったのかと、心配しておりました。
安部公房、学生時代夢中で何冊か読んだのを覚えています。「箱男」がお気に入りだったんですが、記憶がおぼろげ。。。悲しいなぁ。
新しい記憶をとどめるために、どのくらいの量の物事を削除していっているのか。。。
それはさておき、地の果て、ダウンアンダーからクッカバラさんを応援しています。
更新をのんびりと待ってますね。
OMG!
返信削除ポッサムさん♥
ありがとうございます。クッカバラは元気です。お調子者なので、いい気になって歌っていたら、足を滑らせ、ぽっこりと穴に入り込んで抜け出せずに、砂の女じゃないですが、最初はもがいていたのに、ここも悪くないかなと、穴の奥にとどまっていたのでした。でも、歌わないクッカバラは、もはやクッカバラじゃないですよね。ぽっと出てきました。
「新しい記憶を留めるために、どのくらいの量の物事を削除していっているのか。」
本当にそうですよね。でも、だから生きていくことができるのかもしれません。忘れることで、救われていることが多いです。いや、私が単純なだけかな。先日村上春樹のノルウェーの森を再読したのですが、新鮮でした。
ポッサムさんの応援嬉しいです。出てきて良かったです。クワックワッカッカッカッカッカァッ!