今朝は寝覚めが悪かった。いや、今だからそう思えるのか。
せっかくの休日なのに、目覚ましもつけていないのに、昨日は夜更かしさえしたのに、何かに急かされて起きてしまう。外はぼんやり明るくなっているが、どうやら曇り空。
腹部に普通ではない痒みを覚えて、これまた何故か患部を見る。いつもなら、ただ掻きむしるだけなのに。そして、そこに黒い粒のような突起を見つける。初めての体験なのに、これはティックだと本能が告げる。
先月、森のゴミ拾いボランティアをして、大きなゴミ袋2つに、スーツケース、壊れた車のドアなど、信じられない森のゴミを拾って、一人では持ち運びきれずに応援車を呼んだというツワモノの末娘バッタが、その時、同時にティックも拾っていた。
以前長女バッタが矢張りティックに噛まれ、抗生物質にもお世話になったこともあり、処置を間違えると大変なことになることは知識としてあったことが幸いしてか、末娘バッタは冷静に友人たちにティック除去道具を持っていないか聞き回り、すぐに道具をゲット。頭が取れたり、足が身体に残ることになり、病気になっても自分の責任にできるからと、自分でティックを除去。その時は、脚も頭も胴体もすべて揃った元気なティックを足の太ももから抜き取ることに成功していた。
未だ安眠を貪っている末娘バッタを叩き起こす。ママの一大事だぞ、と。すぐには起きない末娘バッタだったが、漸くむっくりと起き、痒い突起を目にして一言、「ティック」。
ああ、嗚呼!虫が自分の身体に入り込み、血液を吸っているなんて考えただけで卒倒してしまう。
しかし、これが初めてのことなのに、どうしてすぐにティックだと分かったのか。本能とはすごいものだと、我ながら感心。いや、それどころではない。猫を飼っている近所の知り合いにSMSでSOS。どうやら、寝ているところを起こしてしまったらしいが、半時間後にはティック除去の道具を借りることができ、経験豊かな末娘バッタに除去してもらう。
持つべきものは、どんなことにも動じない我が子かな。ありがたし。
二日前に森に散策に行った時に見初められたのだろうか。もちろん、持つべきものは、猫を飼っている近所の友人!いやはや。薬局でちゃんとティック除去道具なるものを購入し、我が家に常備しておかねば。ちなみに、ティックとは、吸血鬼、マダニのこと。
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