後悔しても幸せになれる
後悔しない人生なんて、何も考えないで生きているようで味気ない、などと、強がって何かの折に書いたらしい。
ある時、それを引用され、後悔する人は強いのよ、と言われてしまう。自分が選んだ道が間違っていて、それに対して自分が選んでしまった事を後悔して生きていけるなんて強くなければ出来ないと思う、と。
別の友人は、自分は後悔しないタイプだから何も考えてない組なのよね、と。幸せと思えば幸せ、不幸と思えば不幸、どうせだったら幸せの方が良いですものね、とも。
すごいな、それって。後悔しないんだ。
でも、別に後悔することのある私は不幸じゃない。
いっそのこと、何に一番後悔しているかってことを書き出してみる。
其の一
高校三年の時、帰宅したら父が胸をかきむしって苦しそうにしながら椅子で寝ている様子に怖くて自分の部屋に逃げてしまい、その後父が会社に出掛けた物音に安堵して何もしなかったこと。半年後に父は45歳で亡くなってしまう。
其の二
大学三年の時、付き合っていた後輩から遠くに行ってしまわないでと泣きつかれ、勉強せずに外交官試験を受けなかったこと。逃げる言い訳を探していた時に、思わず飛びついてしまった弱い自分。情けなし。
其の三
バッタ達の父親との愛を育む努力をしなかったこと。冷静に今思えば、結局はそういことだろうな、と思う。
其の四
。。。こんなところにしておくか。
ただ、大切なことは、私は幸せだってこと。
後悔しても、幸せにはなれる。そう思えた瞬間、単純に気が楽になる。
やっぱり、真摯に人生に向き合い、後悔しながらも、幸せに生きていこう。それ以外はできないものね。
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