寒くて小さく凍えている日曜の午後、
思い切って外に出て見る。
思いの外、太陽の日差しは暖かく、冬でも太陽は燃えていて、太陽は太陽であることに感じ入る。
勉強をしなきゃと張り切っていた末娘バッタに声を掛けると、これまた思いの外簡単に一緒に外に出てくる。
誰にも会わないよね、と、部屋着に軽いダウンを羽織った格好。
道端で啄んでいるチビ介ピーに挨拶をすると、ママ、やめてよ、と。どうやら周りを気にするらしいが、人っ子一人いやしない。誰が見ているか分からないのよ、とは彼女の弁。自分の格好はどうなのよ、と言って二人大笑い。
真っ青な冬空に真っ白な飛行機雲が一直線に描かれていく様子を見て、これ、この雲、大好きと大騒ぎ。
凍てついた空間に、枝をピンと張る裸木を見て、この木の下で写真を撮ってよ、とまた一騒ぎ。
気が付くと、影法師も踊っている。
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