ねえ、未だ新年の挨拶のビズをしていないじゃないか。
そんなメールが届いたのは十日ほど前のことか。
元日にはSMSで新年の挨拶が送られてきたし、メッセージはいつものようにビズで締めくくられていたから、彼がここで言うビズとは、会って頬を寄せ合うビズのことか。それとも、自分が正月にSMSを送ったことを忘れてしまっているのか。或いは、先日、会議に出なかったことを、やんわりと指摘しているのか。
そもそも本来、声が掛かる筈のない会議の日程の連絡メールを私に送ってきたのは、確かに彼。筋違いだろうと、出席しない旨、全員メールで伝えてある。あの会議は最後の最後まで時間と場所が決定せず、ぎりぎりで日延べとなるが、その知らせを受けた仲間が、大慌てで連絡を取り合い、その一時間後には決行となったいわくつきのもの。だから、「会議が延期となっていたら、会いに押し掛けていたところ。」と書き送る。
それに対する返事はない。
ガレットデロワでも一緒に、と誘おうか。一瞬そう思うも、ふわりと消えてしまう。
会う機会が減ってしまったことを残念に思う。
と、今朝、まったく思いもしなかった方面から彼に某イベントの招待メールが飛び込む。そして、なぜか、私にコピーが入っている。イベントの内容からしても、時間や場所を考えても、彼が参加するとは考えにくい。恐らく、イベント主催者は、忙しい彼に対して、参加の意思を伝えてある私から一声掛けてもらいたいのだろう。ただ、このイベントについては、それこそいわくつきらしく、色々な話があちこちから舞い込んできており、私自身、参加を躊躇し始めていたこともあり、積極的に彼に声を掛けるつもりは毛頭なかった。一方で、極重要なこと以外は、ろくすっぽ返事をしない彼が、こういったイベントの招待メールに対して返事をするとは考えにくい。
が、ところが、である。暫くすると、「ご招待ありがとうございます。喜んで伺います。」との返事が彼から主催者向けに行っているではないか。これまた、私にコピー入りで。
思いがけない展開に、大いに戸惑ってしまう。
単に事務的な手続き、と処すべきか、私も参加するのでご一緒しましょう、と声を掛けるべきか、彼から声が掛かるのを待つべきか。。。
当日まで、まだまだ日がある。
せっかちに決めないで、ゆっくりと楽しもう。
のんびりと外に目をやる。
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