うまく蕾をつけても、雹にやられたり、霜が降りて駄目になってしまったり、蕾さえもつけない年があったりと、ここ数年見ることがなかった。が、数日前にピンクの蕾を見つける。
この大輪の前で長女バッタの笑顔を何度写真に撮ったろうか。
今年は、蕾が開く直前に長女バッタはバカンスに行ってしまった。
この夏が過ぎたら家からいなくなる長女バッタ。
羽ばたいて欲しいと願うのは親として当然のことではあるまいか。
自立し、我が道を歩んでいく、その姿を見たいのではなかったか。
「このまま時が止まってしまえばいいのに」
小学生の時に読んだ漫画、『キャンディ・キャンディ』の一場面。ティエリーがキャンディを後ろから抱きしめて、泣きながら囁く場面。
時が流れることで、人は忘れ、癒される。
同時に、時が流れることで、人は成長し、老いてもいく。
変わらぬのは、花の香だけなのか。
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