朝焼けに染まった松の木肌。
その柔らかさに、思わずベッドから抜け出てきた儘の格好で外に飛び出す。
迎えてくれたのは爽やかな木立の香り。
庭の片隅では、深紅の薔薇が一輪、気高くもひっそりと朝焼けに染まっている。
あの松のように、何があってもでんとして動かず、
あの薔薇のように、誰にも気づかれずとも凛として咲き誇る。
できることならば、ぜひとも、そうなりたいものである。
晩秋の朝に思う。
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