2016年1月10日日曜日

優しい口づけと甘い口づけ



随分と久しぶりに友人からSMSが入る。
先に送っている年賀状への返信を兼ねた近況報告。そして、震災の時日本に赴いて勇気を与えてくれたバイオリニストのお宅にお邪魔するので、都合はどうか、と尋ねてくる。

彼の紹介で、一度訪問の機会を得ている(癒し、そして出会いをもたらす音楽)。その後、何度かお誘いを受けたが、一度は先方が体調を崩し、もう一度は私の都合でお会いできていなかった。

喜んで。

前回は和菓子とのことで、苺大福を作ったが、その時にフルーツタルトやチョコレートケーキを好んでいたことを思い出し、分かりにくいものではなく、なじみある優しいイメージのデザートをお持ちしようと思い立つ。

フランボワーズのババロア以外にはない、と思ってしまう。あのこがあんなに喜んでくれらのだもの。

ただ、どうやら人数は小数。大きなケーキ型よりも一人用の型にしようとカップを探す。
息子バッタが日曜は友人を集めて勉強会をすると言うので、丁度良い。

フランボワーズは種が大きいので濾さねばならないが、その手間をかけるだけの美味しさがある。

そうして、二重層とし、冷蔵庫に幾つものカップを並べていると、息子バッタから会場が我が家ではなく友人宅になったと伝えられる。そして、パリの友人からも、バイオリニストの体調が思わしくないから今回はキャンセル、との知らせが入る。

息子には友人の分とその家族の分も持って行って欲しいと告げるが、思った通り、断られる。


末娘バッタはパパの家。なんだか、こんなに沢山デザートを作ってしまったが、どうしよう。
そうだ。前の通りのマダムに差し入れをしよう。


飾り付けも、カップのままのものと、カップから出してお皿に盛ったもの、など夫々工夫してみる。




フランボワーズの甘い口づけ







ブラックベリーの優しい口づけ



午後のお茶にいらっしゃいませんか。
お待ちしています。




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2 件のコメント:

  1. あかうな17/1/16 16:07

    クッカバラさんご無沙汰しています。おいしそうですね。私はカップ入りがいいかな。

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  2. あかうなさん、ご無沙汰です。
    コメントありがとうございます。
    カップ入りがお好みですね。そんなあかうなさんには、甘い口づけを。
    とって置きますので、お越しを楽しみにしております。

    返信削除