バッタ達がバイオリンで弾いている曲をハミングでもしようものなら、即座に「ママ、やめて」と言われてしまう。
息子バッタだけかと思ったが、最近は末娘バッタも然り。
どうやら、彼らの頭の中で流れる曲と私のイメージしている曲のリズムやニュアンスが違うらしい。端的に言ってしまえば、私がイメージしている曲を再現した結果のハミングの音、リズムが合っていないということ。
幼い頃は一緒に何度も歌ったのに!
それだけ彼らも真剣なのだろう。
バイオリンの練習を終えて、真っ暗になった森を車で走っていると、前方に動物の姿を発見。スピードを落としてみると、なんと鴨のカップル。
酔狂な!月明かりも未だ周囲を照らす程でもない晩、鮮やかな緑色の首を持つ雄と褐色の雌が仲良く散歩。
ぐわぁ、ぐわぁっぐわっぐわっ。
ちっともどこ吹く風で悠然と散歩を続ける二人。
面白がる母親をにやにやと見ている息子バッタに末娘バッタ。
こういう動物の鳴き真似なら得意なのにな。
まあ、いいか。彼らがすっかりマスターしたら、好きなだけバッハの協奏曲をハミングしよう。
デート中の鴨のカップルをゆっくりと過ぎ、のんびりと走り去る。
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