仲間の一人から花の写真が送られてくる。
写真大会の始まり。
仲間とは、夏にバイオリンの合宿に一緒に行った親のグループ。当初は連絡網として活躍したWhatsApp。そのうちに、子供そっちのけで、高校生よろしく親のみが夜になると連絡し合って笑い合っている始末。その仲間との連絡は、合宿が終わっても暫く続いていた。
ある時、誰かがバカンス中に送ってきた花に対して、返事の意味で庭の花を撮って送っていたら、仲間が仲間を呼び、大勢で写真コンテストとなった次第。
バカンス中の真っ青な空を背景に、或いは真っ白な波しぶきの中を、はたまた牛が寝そべる傍でと、皆趣向を凝らしたもの。一人我が家の庭の紫陽花や薔薇を被写体に、美しさをモットーに張り切って参加した。
さて、バカンスも終わり、子供達は新学期でにぎわっている中、仲間の一人が思い出したかのように、皆への挨拶か、今夜花の写真を送ってきて、久々の写真大会となる。
数人が自慢の庭の花を送ったところで、ちょっとずるいが、フィリピンの蝶々園で撮影した見事な真っ赤な花を送る。すぐに、最優秀に選ばれるが、本当に庭で咲いている写真なのとのコメントを送ってくる仲間も。
画像はスクリーンに映し出されるけど、花はあなたの心に咲いているのよ。
と書き送る。
拍手が送られたと思ったら、今度は突如、諺、格言大会に。
堆肥の山から最も美しい薔薇が咲く
人は二つのことを同時にできないというが、象だって走ると同時に尻を掻くことはできない
イタチだけが自分の臭さを知らない
植えなければ芽は出ない
水によって植物は成長し、水によって腐敗もする
自分らしくあれ。他人の個性は既にとられてしまっている
キリンはサルと一緒に木登りをしたがらない
豚もおだてりゃ木に登る
実際にするまでは、いつだって無理と感じられる
愛さえ深ければ全ては許される
愛は時に魔法のようであり、魔法とは時に幻想である
。。。
夜が更けることも忘れ、ティーンのような仲間のおしゃべりは続く。。。
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