心酔。
改めて惚れてしまう。
圧倒される程の知的で説得力ある会話。
目を見張るプレゼン能力。
相手を惹きつけて止まない笑顔。
いつだって会えば、その魅力に引き込まれ、
何度となく自覚してきた憧れの思い。
平野啓一郎の小説「かたちだけの愛」の主人公、相良郁哉によれば、
刹那的に激しく昂ぶり、相手を求める感情が恋であるのに対し、
受け容れられた相手との関係を永く維持するための感情が愛という。
そして、恋と愛との狭間で、二人は体温を求め合う。
ならば、
この、恋の手前の惚れた思いを、もう少しゆっくりと楽しんでみようか。
明日には消えてなくなる陽炎とせねばならぬのだから。
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