小学生の頃から、年賀状を書くことが好きだった。元旦に届くように、年賀状を特設された箱に入れることを知らずに、郵便ポストに入れてしまったことがあった。田舎らしいのどかさで、父の同級生が郵便局に勤めていたこともあり、特別に仕分けしてもらった、はず。ひょっとしたら、もう年賀状が暮れのうちに届いてしまったかもしれないと、真っ青になったことを今でも覚えている。とはいえ、送った先といえば、東京の祖母や叔母ぐらいだった。
高校生の頃には、当時流行ったプリントゴッコを買ってきて、イラストを描いてカラー刷りをしたものだった。年賀状よりはクリスマスカードに重きを置いた時もあった。
今はその年に撮影したショットの中から厳選し、新年のメッセージとともにメール送信することで落ち着いている。お互いに忙しくて疎遠になりがちな友人と、年に一回近況を知らせ合うのも悪くない。バッタ達との家族写真を送ることもある。
今年はトンカを交えての家族写真になったが、全くトンカに触れない友人が大半。反応があるのはいずれも犬好きの友人達で、バンビのように可愛い子犬とか、鹿のような犬、愛らしいと好評だった。
ところが、こちらが驚く、思ってもみない反応をしてきた強者が一人。
「5人目のご家族はヤギ?」
おい、おい、おい。どこをどう間違ったら、山羊と思うのか。それに、一般常識で、山羊を普通飼うかぁ?山羊と並んで記念写真撮るかぁ?
異国の地で三人の子供を育て上げ、今は山羊も飼っているなんて、偉大過ぎるわ、と書いてくれているが、ちょっちょっちょ。
いいなあ、このとんでもない勘違い。スケールが違うわ。偉大なのは彼女の方。さあ、どう返事をしようか、と思っているところに、我が家の新年会に来てくれることになった。山羊がいると思ってくるのだろうが、トンカを見た時の彼女の反応が今から楽しみ。
想像を絶する発想をする人との出会いは楽しい。人生は爆発だ!
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