朝は先ずご先祖様に差し上げるお茶を淹れている。紅茶の王様のアールグレイ、ヴェルヴェンヌを始めとしたハーブティ、長女バッタが好きで集めているヒマラヤの朝の香りや森の散歩といったテーマある紅茶など。ご先祖様に差し上げたら、二番煎じをご相伴するので、私が飲みたいお茶となってしまうきらいがある。
バッタ達が好きな玄米茶は、朝の冷たい空気の中では非常にふくよかな香りがしてご先祖様もお喜びに違いないと勝手に思っている。
さあ、今朝はどうしようかしら、と食品棚を覗いたところ、隅に立派な和紙の包みを発見。以前、日本から母が美味しいお茶を一緒に飲みましょうね、と持ってきてくれた日本茶の包み。確かすぐに旅行に出掛けてしまったか、大好きな珈琲を飲んで忘れてしまったかで、手付かずで大事にとっておいたと言えば聞こえは良いが、正直なところ忘却の彼方に消え去ってしまったもの。
新緑の美しい色合いに遜色なく、封を開けた時の香りがそこはかとなく漂って奥ゆかしい。ゆっくりとお湯を注げば、深くて豊かな緑の香りが立ち上がってきた。
父上、今日は日本茶でございます。ご先祖様、お服加減はいかがでしょうか。
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