知り合ってから何年になるだろう。毎年決まって1月1日の早朝に新年の挨拶をメールでもらっていた。真っ先に君に挨拶を送るよ、といった具合で、ほんの数行ほどの内容。それに対して、近況を含めた返事を添えて、毎年前年に撮影したものの中から厳選した画像による新年のご挨拶メールを送ったものだった。
ところが、どうだろう。今年はひっそりとしている。こちらから、黄金色に輝くノルマンディーの海岸の画像の新春のご挨拶メールを送っても、返事がこない。
元気にしているのなら、いいのだが、恒例のメールが来ないと、どうも心配してしまう。知り合った頃には頻繁に会っていたし、随分とメールのやり取りもしていた。ここ数年は、彼の引っ越しもあって、年に数度あるかないか。昨年は、確か年賀のメッセージをお互い送り合っただけだった。
元気で活躍していることを心より願っているが、どうしたものだろう。ひょっとしたら、ちょうどフランスに戻って来ていて、明日あたりにもガレットデロアを手に、顔を見せに我が家の門をくぐって来るかもしれない。
そんな、たぶん可能性が全く少ないことを夢見ながら、去る者は日々に疎し、などと寂しく思う。彼や、あの当時の仲間たちと一緒に過ごした時間が愛しく思われる。
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