こんなタイトルにしてしまったら、今ではジェンダー平等の精神に反するとか、言われてしまうのだろうか。まあ、ここはクッカバラが好きに囀る場なのだし、ポイントは全く違うところにあるのだから、このままにしておこう。
母の本棚にあった本のタイトル、「聡明な女は料理がうまい」。確か赤毛のアンシリーズやスタインベックの「怒りの葡萄」、バルザックの「谷間の百合」と一緒に並べてあって、いやに存在感があったことを覚えている。中学生時代の単純な私は、聡明になるためには料理をしなきゃとばかりに、夏休みには毎日一品を作っていた。もともと台所にいることが好きで、母が料理をしている時には必ず傍にいて、手伝いたがったものだった。
料理がうまい人間がすべて聡明ではないことは自明なのだが、そんなことは生意気な中学生には問題ではなかった。
二番煎じはいただけないとは分かりつつも、この「聡明な女は料理がうまい」のタイトルをもじって、「できる女はDIYがお得意」と宣言したくなってしまう。
母が我が家のソファーカバーを型紙から起こして、選んだ生地を裁断し、2、3日で縫い上げてしまったことは以前ここでも紹介したが、なんだかそのDNAを色濃く受け継いでいる様子なのが長女バッタ。
食器洗浄機の取り付け(排水、注水といった水回りを含めて)、シャッターの巻き上げ修繕、暖房機の修繕、とにかく何でも手掛けてしまう。つい先日もトイレの水タンクの調子がどうもおかしいと分解し始め、ゴムのバルブの調整をし、必要な部品を買い求め、さっさと修理してしまったのだから、舌を巻く。本当に関心してしまう。
最近は何でもYouTubeで丁寧に説明をしている動画があるので、DIYの対象幅も実施する層も広がっている気がする。そのうちに、庭の片隅に放置されているおんぼろ小屋を使えるように改修するかもしれない。その気になるように、ちょっと仕向けてみようか。
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