予定がすぽーんと消えて、思いがけず何もしない一人の休日が転がり込んできた。こんな時は、チャレンジしたかったお菓子作りがしたくなる。和菓子専門店のレシピを参考に、白餡を作ることにする。
夜、白いんげん豆をじゃりじゃりと洗い、たっぷりの水に漬けておく。翌日、水を含んでぷっくらと膨らんだ白いんげん豆を、大鍋に入れて沸騰させ、蓋を締めて暫く放置しておく。その後、冷水に豆を晒して、指で豆をつまみ、きゅっと押してつるんと皮を剥く。面白いように皮が剥けていくが、豆自体が小粒だったので、剥けども剥けども、まだ皮つきの豆が残っている。
全ての豆の皮が剥けたら、いんげん豆を改めて鍋に戻し、ひたひた程度の水を入れ、煮込んでいく。静かに沸騰状態で煮込むので、当然水は次第になくなっていくが、ひたひた感を常に維持するように、必要に応じて差し水をしながら、こってりと煮込む。
芯もなく、とろりと豆が煮えたら、鍋の中でへらで潰し、ボールに裏ごしをし、そこに水をたっぷりと入れて数分放置し、餡が沈殿したところで上澄みを捨てる。改めて水を入れて、放置し、上澄みを捨てるという作業を3回繰り返す。
最後に手ぬぐいに入れて水気を絞りとり、生餡を作る。それを鍋に戻して、豆と同じ量か、若干少なめの量のお砂糖を入れて、炊き上げる。
よっしゃ。いちご大福にしよう!勇んでマルシェに繰り出すが、なんと、苺ちゃんがいずこにも見当たらない。ま、そんなこともあるか。上品に仕上がった白餡を愛でながら、さて何を作ろうかしらと楽しく思いめぐらす。
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