このところ
風が全く無い状態なのか、
子猫さえも通らないのか、
庭の木々の下に積もった落ち葉は一向に減らず、
同じ場所を同じように飾っている。
緩やかな太陽を浴びて、
のんびりと、それでもしっかりと、
落ち葉を袋に詰めていくと、
思った以上の量があって、25Lの大きな袋がたちまち4つも出来てしまう。
お昼に貰った電話のことを考えていた。
明らかに電話の主は私のことを思って電話をしてきてくれる。
ただ、私の決意を誉めそやしたり、激励するといったものではなく、
逆に、私の短気で突発的で、負けん気な性格を熟知しているその友は、
私の決断が招く結果を心配し、正気なのかと言ってくる。
最近は、どうも人生、なんでもありだと思うに到っている。
どうあがいても抵抗できない「何か」が働き、
気がつくと、当初の思惑とは全く違った展開になっていることがほとんど。
で、あるならば、
その流れに身を任せてしまうことも、人生かな、と。
いつ終わるやしれぬ人生なのだし、
保身に回らずに、もっと汗を流しても良いのかな、と。
流れに身を任せることと、汗を流すことは、一見相反することのようで、その実、私の中では合致している。
理想のシナリオを掲げ、奮闘するが、その結果に心乱れることなく、こんなこともありかな、と流れを受け止めること。そんな風に思っている。
ごっそりとした枯葉を腕一杯に抱き込みながら、土の香りと、枯れ葉の香りを胸に吸い込む。
いつしか、額に汗。
さっきは、お節介な電話だと、ちょっと冷たい反応をしてしまったが、心配してくれる友人に、丁寧なお礼のメールを書こう。そうして、素直に、応援して欲しいことを伝えよう。
そう思いながら、汗を拭う。
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コメントお待ちしています。
クッカバラさんの思いやり、好きだな~~~~~。
返信削除あかうなさんの優しさに感謝です。ありがとうございます。
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