久々に長女バッタに、精神が甘ったれている、と発破をかける。
志が低い、やる気がない、と畳み掛ける。
発した言葉で余計興奮し、激怒。
と、まるで千と千尋の神隠しに出てくる、釜爺のところで働く炭の子たちのように、息子バッタと末娘バッタがしゃわしゃわしゃわっと出てきて、さっさと周りを片付け始め、また、しゃわしゃわしゃわっと仲良くバイオリンの練習を始める。
こんな時、バッタ達が3匹いて良かったとつくづく思う。
息子バッタや末娘バッタにも聞かせてあげたい説教ではあったが、むしろ彼らの動きに救われる。
そうして、炭の子よろしく、しゃわしゃわしゃわと出てきて、一人一人、ママ、お休みなさい、とぺこりと頭を下げて去って行く。
最近喧嘩が絶えない二匹ながら、この結託の良さはなんなんだろう。
ママの怒りの火の粉が自分達にも及ばないようにと、素早い身のこなし。
痛く感心してしまう。
活火山はこうして休火山に戻り、
長女バッタの心を抉ることなく、抉ってしまったことで私自身が後悔することもなく、
スムーズに話は進み、いたく建設的な展開となる。
炭の子バッタ達に感謝せねば。
夢の世界を彷徨う彼らに、お休みのビズ。
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わっはっはっはっは。おもしろかったです。
返信削除我が家も今日は上の子二人がすごいスピードで宿題を仕上げました!!わっはっはっはっは。
あかうなさん
返信削除どこのご家庭でも、炭の子が徘徊しているのですね。ふふふ。
一番お小さいお子さんをお叱りになったのですか?お厳しいですね。
我々も釜爺の様に、幾つも手や足があって、自由自在に使えることができたら、最高ですよね(え?ブキミですって?)