我が家のプリンセスの目覚めは早い。クゥンと甘えた鳴き声が聞こえようものなら、ばっと飛び起きて一階のサロンに駆け付ける。大はしゃぎで挨拶をしてくれるが、挨拶もそこそこに外に連れ出してやる。そうすると、真っ暗闇ながらも、さっと藪に身を潜めて、じっくりと時間をかけて用を足す。終わった後は、大はしゃぎで戻ってくる。その様子が何とも愛おしい。こちらは飛び起きて来たのでパジャマ姿であったりするが、ご近所さんは誰も未だ起きていないので、無様な格好を見られる心配はない。
一体、サロンのどこで寝ているのだろうか。寝る時は簡易段ボール箱のベッドにちょこんと収まっているが、夜中の様子は分からない。今朝は鳴き声の前に起きて、身支度をし、そっと真っ暗闇のサロンに入り目を凝らしてみる。
と、うぅ~、と唸られてしまう。気配で分かるものなのか。これなら、泥棒が来ても安心して任すことができるのだろうか。
侵入者が誰だかすぐに判明すると、大喜びで弾丸のように走り込んできた。偉い!ちゃんと一人で寝ていたのね。ぐちゃぐちゃに可愛がってやりながらも、キッチンのドアに連れ出し、外に出してやる。
決して自分から先に外に出ない。なんて育ちが良いのか!大した躾もしていないが、是非この習慣は続けたいもの。帰ってくる時も然り。先ずは私が先に家に入り、それからトンカが続く。そして、足と手を拭いてあげる。うーむ。4つの手、なのか、4つの足なのか。
夜が白々と明ける頃、もう一度外に出て、朝の新鮮な空気を楽しみながら、一仕事をする。
なんて健康なことか!このリズムを崩さずに、すくすくと育って欲しい。そう急がずに、そして、そんなに大きくならずとも良いからね。と、こっそりと思いながら。
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