2022年2月27日日曜日

一日の始め

 





早朝の大地はひんやりどころか未だ凍っている。いつもなら柔らかな草地も、歩く度にさくさくとシャーベットのような音を立てる。東の空から明るくなって、一気に太陽の光が差し込み始めると、大地は湯気を立てながら生気を取り戻す。ピンク、薄紫、濃い紫、クリーム、色とりどりの可憐な草花が、順々と太陽の光を浴びて蘇る。


朝の神々しい時間をゆっくりと味わいながら、ベッドのぬくもりをまといつつ、ぐるりと庭を一周する。枇杷の木が深緑の大きな葉を茂らせている様に、枇杷が常緑樹であることに今更ながら気が付く。今年は橙色のこぶし程の大きさの実をつけてくれるだろうか。


一日が始まる。



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