最近は郵便書簡での通知は極端に少なくなってきている。それでも、毎週何通か届き、玄関の入り口に放置しっ放しにしてしまうことが多い。すぐに開封し、破棄あるいは保管、必要あれば返信、と手際よく処理すれば良いことだし、そんなに時間がかかるわけでもない。それなのに、何故か未開封のままとしてしまう。
銀行関係、請求書、ダイレクトメール、その類のものだと分かっているからか。そんな中に、真っ白な正方形の封筒が紛れ込んでいることに気が付いた。エリザベス女王の切手が貼られているので、英国からの封書。手書きの宛名の筆跡に見覚えはない。手慣れた様子で、ダイレクトメールの宛名書きにも思われた。気になり、開封をしようとすると、「2月14日開封のこと」とフランス語で記されている。はて、どうしたものか。
素直なもので、開封しようとした手を止めてしまった。英国からの封書なのに、フランス語でメモ書きがある。バッタ達が子供の頃に夏に何度も通ったバイオリンのサマースクールからだろうかと思っていたが、フランス語でのメモ書きはしまい。しかも、なぜ2月14日を開封日として指定するのか。
これには唸ってしまった。数年前であればバレンタインだわと胸ときめかしたものだが、ここ暫く正直なところ関心がなくなっている。まさかねえとの思いもするが、まさかありえまい、と思う。であれば、一体何なのだろう。
まあ、指定日までは数日しかない。ちょっとした楽しみをとっておくことにする。
バッタ達の友人がトンカに会いに来てくれ、春のブーケを届けてくれる。春は確実にそこまで来ている。
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