急ながらも久しぶりにオフィシャルな電話会議をすることになり、慌ててwifiの調子やマイクの音量、画像の明るさなどを確認する。基本的には先方から詳しい説明を受けることが目的なので、特にこちらで準備することはない。
このところ真夏日が珍しく続いていており、Tシャツに半ズボンの格好だったので、流石にこれはまずいだろうとワイシャツを着る。麻のジャケットがないかと探してみるが、そこまですることもないかと思い直す。そして、画面は基本上半身のみ、むしろ顔だけが写ることを考えて髪をとかしつけ、アイラインを入れる。テーブルに座っての会議だから、半ズボンのままで臨むことにした。
あまりに陽射しが強く、PCの画面が輝いて見えにくいので、シャッターを8割ほど閉める。
準備万端。
約束の時間ぴったりに呼び出し音が流れ、スムーズに電話会議の開始となった。
と、急に太陽が雲に隠れたのか外が暗くなり、部屋が真っ暗に。PCの画面も暗くてみえない。挨拶も未だしっかりと済んでいないタイミングだったので、照明を点けようと思い、席を一瞬だけ外す失礼を詫び、部屋の入口にあるスイッチをオンにしようと立ち上がる。
おっ!しまった!
軽くメイクをした顔にワイシャツを着ているものの半ズボン姿である。何も考えずに立ってしまったが、カメラが全身を捕えたのではあるまいか。
慌てて中腰になり、照明を点け、中腰のまま机に戻って席に着く。その時間15秒程度か。
汗がじっとり。
相手を見ると、手元の資料を見ていてくれたのか、特に驚いた反応が見られなかったのでセーフだったのだろうか。まさか本人に半ズボン姿がバレちゃいましたかと確認することはできないし、とにかく気まずいことこの上ない。
その後、非常にプロフェッショナルながらも和やかな雰囲気で話は展開し、大変有意義な時間となったが、反省すること頻り。
やはり重要な会議の時には、どんな場合でもそれなりの装いをしなければならない。ゆめゆめ軽んじることなかれ。
ニュースキャスターの失敗談など他人ごとのように笑って見ていたが、まさが我が身にも同じようなことが起こるとは!
企業研修の採用インタビューで、上下びっしりスーツ姿で決めていた息子バッタは、なんて立派な心掛けなのだろう。ここはひとつ、真摯に見習わねばなるまい。
もちろん、この失敗談、バッタ達に伝えて、皆で腹がよじれる程笑った、笑った。
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