尊敬する師に恵まれるということは、
大変貴重であり、ありがたいことであろう。
憧れの眩しい存在であり、
いつか、師のようになりたい、
少なくとも、師のおられるところまで近づきたい、と思うことは、
人間として成長する上でも、
大切なことであろう。
そんな師との出会いを
子供達に作ってあげられることができれば、
親として、これほど嬉しいことはあるまい。
いや、親としての義務であろうか。
臺灣に来るまでは、
私にそっくりな惚れっぽさからくる、
妹の強引なまでの情熱と憧憬が、
彼女の子供達とバイオリンの師を結び付けているものと
それこそ、勝手に思い込んでいたが、
今回、その師の演奏ぶりを間近に観る機会に恵まれ、
その師の発する音の粒のきらめく連なりと、
爪先から髪の毛の先まで、体中で音楽を紡ぐ演奏姿勢に、
心大きく揺さぶられ、
その後、
気さくな柔らかな微笑みでの会話に引き込まれ、
ああ、この師の下で、我も拙き弓使いを研鑽練磨したいと、
思わずにはいられなくなる。
そんな師との出会いを作ってくれた彼女に感謝しつつ、
懸命に子供達の成長に心砕く彼女に、
大いなる声援を送りたい。
我がとる道を信じ、
子供達を導かんことを!
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皆様からのコメント楽しみにしております。
おおおおおっ。クッカバラさん、素敵な出会いがまたあったのですね。すばらしいです。音楽に国境なし。本当ですね。う~ん。情熱的な音の連続が、魂をぐいっとつかむ音がこちらにも伝わってくる感じです。今日はおいしいコーヒーを淹れておいしいチョコを食べちゃいます。
返信削除あかうなさん
返信削除魂をぐいっとつかむ音、ですか。鋭いことを仰る。
そうですね。そんな師の演奏を、今度書いて見ますね。文章から音が流れ出したら、しめたものなのですが。