窓の外を覗くと、空が焼けているではないか。
取るものも取り敢えず、着の身着のままで外に走り出る。
家の前ではトラックが2台止まっていて、なんだか賑やかにしていたが、突然家から飛び出してきた人物がいて、一瞬何事かと静かになった様子だった。
「Bonjour !」
そう声を掛けて、道を走りだす。
驚きながらも、ぼそぼそと、返事が返ってきたがお構いなく走り続ける。
ちょっとした坂を下り小径に入ると高台になっていて、開けて大空が見渡せる場所がある。そこを目指して走る、走る。だん、だん、だん、と足音だけが響くが、気にせずに走る。
そうして、燃える地平線と、紅に色付くたなびく雲が眼前に広がる。
おはよう!おはよう!おはようございます!
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