黒のイングリッシュコッカーの捜索願いが近所の犬コミュニティから回って来た。あの時の犬が未だ見つかっていないのか、と胸が痛む。夕方トンカといつものように森を散歩をしていた時、必死に犬の名前を呼んで、犬笛を鳴らしてる二人と出会っていた。
あそこなら、いつもトンカと散歩をしている場所ではないか。どうしていなくなってしまったのだろう。そして、今、その子はどこにいるのか。身につまされる。コミュニティの人々は、いなくなった犬、シリウスのことを心配し、可哀想に、どこにいるのかしら、と呟いているが、シリウスもそうだが、彼の飼い主の心情を思いやると、もう胸が張り裂けんばかりになってしまう。
兎か鹿を見て、追いかけていったのだろうか。時々、トンカも耳をピンと立てて、カンガルー立ちをし、ぱっと藪の中に駆け込んでいくときがある。深追いしないでおくれよ。そう願うが、トンカは早々と切り上げて戻ってくる。トンカがなかなか戻ってこない時は、トンカにとっての餌にありついた時。それはティッシュの時もあるし、馬の糞の時もある。
一度、ブルターニュの島に行った時には、大平原で兎を追いかけて行ったが、やはり早々に戻ってきていた。あの頃は未だ幼かったが、6ヶ月になった今はどうだろう。
あれほど真夏日が続いていたのに、ここにきて急に秋かと思う程涼しくなっていて、朝夕は寒い程。しかも夜には銀の粒がばらばらと天から落ちてきている。熱中症の心配はないが、雨露、ちゃんと凌いでいるのだろうか。
森にはイノシシもいるし、写真で見る限り毛並みも上等な品のよい純血種。ふとした出来心で連れて行ってしまう人が出てこないとも限らない。いや、取り敢えず元気であれば、良いのか。
シリウスが飼い主のもとに無事に戻ってくることをただただ祈るばかり。森の主様、どうぞシリウスをお守りください。
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