五日ぶりに会う末娘バッタは、持てるエネルギーを使い果たし、疲れ果ててはいるものの、山の頂を目指す登山家に似た爽やかさがあった。取り敢えずは一つの山を越えたというところか。この後、未だ二つの山越えが残っている。
会う約束をしていた友人の一人が陽性になったことで、ぽっかりと時間が空いた息子バッタと、前々回は胃腸の調子が悪くて来れなかった長女バッタが一緒に末娘バッタの応援に来ている。
久しぶりにバッタ達3人がそろっての遅い夕食。
ぐったりと疲れていた筈の末娘バッタが早口に元気良く体験談をまくしたてる。時々息子バッタが突っ込みを入れ、長女バッタがさりげにボケのコメントをする。
にぎやかで楽しいひと時。
と、突然、「試験前までの不安とか恐怖といった感情がすとんとなくなっちゃたの。良かったぁ。超ラッキーだよ。」末娘バッタが何ら屈託なく大声で笑いながら宣言する。
そうか!だから、疲れていながらも溌溂とした表情なのか。それは良かった。末娘バッタよ、君がラッキーなのではなく、それは君の今までの努力で勝ち得た状況なんだよ。すごいことだよ。
嗚呼、彼女を見守ってくださるご先祖様、当地の守護神、彼の地の守護神、大自然の神々、ありがとうございます!どうぞ、どうぞ、これからも、彼女の力が十二分に発揮できますようお守りくださいませ。
にほんブログ村
↑ クリックして応援していただけると嬉しいです
皆さんからのコメント楽しみにしています
0 件のコメント:
コメントを投稿