「ママ、出来たらココナツパウダーを使ってお料理してよ。」
我が家の貯蔵庫には、スーパーフードといわれる、キヌア、色とりどりのレンズマメ、古代米から始まって、インディカ米、バスマティ米、ジャスミン米などがぎっしりと詰まっており、グルテンフリーのパスタ、グルテンフリーのシリアルなども各種取り揃えてある。
昨年一年間の不在中に、末娘バッタがグルテン摂取を控えるように医者に指示されたことで、長女バッタが買い揃えてくれたもの。ココナツパウダーも当然グルテンフリー。オーガニック食品専門店での買い物だけに、随分とお金を使わせてしまったなと、感謝で長女バッタを抱きしめたい思いになる。
ただ、長女バッタにしても、つい手にしてしまったが、学業と家事の切り盛りの両立はなかなか難しかったのだろう。しかも、このコロナ禍である。貯蔵庫なのであるから、いつでも使えるようにと貯蔵しているのであって、本来の役割を果たしているとはいえ、未開封の袋や箱が少なくなかった。そのうちの一つがココナツパウダー。
ココナツミルクであれば、タイカレーを作るなど、料理に利用しやすいし、ココナツフレークであれば、サラダの上に振りかけたり、シリアルと一緒に食べたりと、何かと使いやすいであろうが、パウダーとなると、簡単に利用するにはもったいないと思ってしまったのだろうか。
ココナツ味のフラン!
昔の職場で、ランチにといつもバゲットのサンドイッチを買っていたパン屋さんを思い出す。デザートにフランを買うのが常だったが、時々、ココナツ味を選ぶこともあった。すると、どうだろう。小さいながら、あっと嬉しくなる良いことが起こるのであった。毎回ココナツ味を選ぶことはしなかった。なんだか、せっかくの不思議な力を台無しにしてしまうように思われたから。
懐かしく思い出す。
手作りのココナツ味フランの威力はどうだろうか。
キッチンは甘いココナツの香りで満たされ始めている。その香りにつられてか、長女バッタが二階から降りてきた。先ずます、成功か。
幸運を呼ぶココナツ味のフラン
500グラム フロマージュブラン
125グラム 無糖ヨーグルト
125グラム キビ砂糖
50グラム ココナツパウダー
25グラム コーンスターチ
3個 卵
バニラビーンズ 1本
180度のオーブンで45分
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