こんなに元気になるなんて、思っても見なかった。
助手席から元気な声。思わずアクセルを強く踏んでしまいそうになる。
第一の山場の筆記試験期間が始まった頃から、肝が据わってきたように感じられていた。もちろん今でもピリピリしている時はあるし、取り付く島もない時もある。それでも、あっけらかんとした彼女らしい自然な笑い声がしょっちゅう聞こえるし、とにかく笑顔がいい。
寮の門で別れる時、今夜パパと電話をする予定なの、とさらりと言うので、またしても驚いてしまった。夏にはボルドーのパピーに会いに行きたいので、その手続きについて詳しく教えて欲しいと言ったら、じゃあ、電話をしようとなった、という。面倒くさくならなければいいけれど、とつぶやきながらも、さばさばとしている。
そうか。吹っ切れたのか。
暮れなずむ空を見上げる。おっし。さあ、また一週間、きばってくなんしょ!
校門では友人が待っていた様子。視界から消えるまで待たずに、車を出す。
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