メール広告で日本の母の日が間近に迫っていることに気が付く。母の日を祝う日が国によって違うことを初めて知らされたのは、バッタ達の父親が学生時代に日本に企業研修に来ていた時のこと。母の日だと知り、慌てて国際電話を掛けたら、母親から何を間抜けなことを言っているのかと笑われたと言うので、こちらの方が慌ててしまった。
フランスでは5月の最後の日曜日。どうも時期が違うので、いつの間にかどちらかを忘れてしまいそうになる。
去年の今頃はバッタ達が日本にいる私にブーケを送ってくれた。予期していなかっただけに、不覚にも涙ぐんでしまった。
今年は日本の母にブーケを送ろう。メッセージに、昔の歌人が詠んだ歌でも、と探してみたが、どうもピンとこない。せっかくなので、幾つか書き出してみる。
母娘にて 蔦の根取りし 朝昼晩
今年は庭の 花数多し
靄の中 姿現す アイガーの
その猛々しさに 我は動けず
青空に 共に仰いだ 最高峰
濃紺が 瑠璃色となる 天空に
金に輝く マッターホルン
子なるもの 親の背を見て 育つもの
多くの山を 共に登りつ
最強の 行動力で 突破する
次なる目標 ヒマラヤ山脈
にんまりしてもらえたら本望。
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