2014年4月17日木曜日

怒ってくれてありがとう



怒っているもいないも!
一体何を考えているんだよ。怒り心頭に発してたよ。いや、信じられなかった。
えっ?だからって無視しなくてもいいだろうって?あんまりにも怒っていたから、どんなひどい言葉をぶつけるか自分を制御できないと思ったから、怒りが沈静化するまで待っていたんだよ。
もっと緊張感を持たなきゃいけないだろう。自分の立場が分かっているのか。プロとしての自覚がないよ。脇が甘いというか。友達付き合いのなあなあさを持ち込むべきじゃなかっただろう。見てみろよ。友達がああいったことをするか。友達じゃあないだろう。

身の縮まる思いで聞いていた。ひどく落ち込んでおり、自分の失態に呆れ果ててもいた。事の発端は、ある友人からのメール。彼は仲間から送られてきたメールを私に転送し、困ったよな、とボヤいてきたのである。それに対し、最近孤立して落ち込んでいる彼を励まそうと、彼の仲間のメールの内容に対し、ぞんないな口調で、彼らはモノの本質が分かっていないのよね、と書き送ってやった。そうしたところ、何を思ったか、最初の友人が私のコメントに返信する形で、関係者すべてにコピーをし、仲間に対する反対意見を書き送ったのである。

つまり、私の考えなしの、悪口や陰口ともとれるようなコメントを関係者全員が知るところとなる。しかも、私はそういった内容を知るべき立場にはおらず、友人が斯様なメールを転送してきたこと自体が既にアウト。それに対して返答した時点で、内容いかんに関わらず私もアウト。黒。漆黒。

「彼は真剣になって長文のメールを書いてきたんだ。それに対して、君はあんなひどい仕打ちをしたんだ。」

いや、だから。私のコメントはあくまで、友人をなぐさめ、彼の話し相手となるためで、決して、彼の仲間に対してのメールではないよ。そんなつもりはなかったよ。

「だから、そこが間違っているんだよ。どんな時でも、先ずは文章を書いた相手のことを考えなきゃ。どんな思いをして書いたのか。決して蔑ろにしちゃあいけないよ。」

うん。分かっている。すごくひどいことをしたと思っている。でもね。聞いてよ。彼の仲間に私が何度真剣にメールを書いたか。でも、まともな返事なんか来たことなかったよ。

「いいかい。仕事で色んな人と付き合う。色々な人がいるよ。手際の悪さにイライラすることもある。でもね。そういう時は、いつだって考えなきゃいけない。皆、自分たちのベストでやっているんだって。」

分かっている。分かっているよ。私も、いつもそう思ってきたし、今もそう思っている。
メールにも気を付けていた。ひどいことを書いちゃいけないって思っている。その時の感情で書いたことが残ってしまうし、一人歩きしてしまうこともある。
分かっていたのに。
焦ってしまったの。彼の提案がこれまでのプロジェクトを覆すんじゃないかって。
馬鹿だった。後悔してもしきれないよ。

「君は、君自身であればいいんだよ。焦る必要なんかないよ。」

本当は落ち込んでいる時に慰めの言葉が欲しかった。気にするなって。そういうことも、あるよ、って。これから気を付ければいいよ、って。まさか怒っていて、電話にも出てくれないとは思ってもいなかった。

信頼を失ってしまい、失望させてしまったことは、沈黙の期間の長さで感じ取れ、一層辛く感じた。

「ほら。でも、今こうして電話をしている。頑張れよ。」

驕りはなかったか。謙虚さが人間として重要だとうそぶいていながら、自分はどうだったのか。

これから、丁寧に、丁寧に生きて行こう。
Le changement, c’est vous.
真剣になって怒ってくれてありがとう。







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