2012年12月27日木曜日

知らない街




迷路のような通りがどこまでも続き、
どこも同じ通りに思えてしまい、
迷子になった感覚に陥る。

行き交うバイクの音が
どこの通りでも同じように賑やかで、
歩行者すれすれに擦れ違うので
余計にどこも同じ通りに思えてしまう。

判読しようと頑張れなくもないが、
やはり意味不明の看板の波も
目印どころか、どこでも同じ雰囲気を齎している。

時には、そんなことも悪くない。

目的のない歩み、
時間に迫られない足取り。

緊張で呪縛されていた心が
ゆっくりとほどけていく。

のんびりするのも、悪くないよね。
そっと呟いてみる。



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2012年12月23日日曜日

冬のセーヌ河




底の見えない、てらてらと黒いセーヌを覗き込みながら、
天気予報はやはり当てにならない、と身体を震わせる。

橋の上では、
パリに向かう車が、思った以上にすぐ脇を猛スピードで駆け抜ける。

所在なく、車の往来を眺めながら、
ああ、この感覚は以前にもあったな、と思い当たる。

もう10年以上前のこと。
日本では学生時代に一度で路上試験にパスしており、
ちょっと自信のあった運転免許。
馬鹿なことに、フランスの免許と交換する時期を逃してしまい、
フランスで新たに免許獲得をすることになる。
ところが、緊張からか、試験の方法が全く違うからか、
どうも上手くいかない。
何度も悲しいほどに落ちてしまう。
もはや、フランスでは運転できないか、と思うまでになる。
が、
街は車で溢れていて、それこそ老若男女、誰もが運転をしている。

これだけの人が、あのひどく緊張する試験を突破している、という事実に愕然とし、
同時に、強い心の支えとなる。
いつか、私も、彼らの仲間入りができるはずだ、と。

クリスマスが差し迫る冬空の下、
業務用のトラック、ミニバン、軽自動車、セダン、
賑やかに走り去って行く。

彼らの多くは、皆、仕事を持っているのであろう。
そう、
多くが就業しているはず。

そう思うと、ちょっとだけ心が軽くなった気がする。



関連記事: 満月の夜に


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2012年12月18日火曜日

三日月がかかった、ある夜の会話




ママ、『操』って、男性に対して女性が貞操であることなの?

ええっ?
ぎょっとする。
いやぁ、確かに、そういう意味もあるけど。。。
しどろもどろになる。

15歳になった長女バッタ。
陸上の練習を終え、夜の8時半に帰ってくるなり、手も洗わずに勢い込む。

どうやら、車に乗せてくれた友達のお母さんが日本人で、
そんな話題になったという。
女の子4人を相手に、なんと高尚な。
しかも、それをフランス語で流暢にしたというから、唸ってしまう。
私が迎えに行くときには、
女の子たちは、疲れ過ぎて無口か、空腹で話題は食べ物のことばかり。
どこぞのピザ屋は生地がカリリとしているとか、
この間観た映画に、こんな食べ物が出てきたとか。

長女バッタの視線が痛いほど突き刺さる。

いろんな意味があるけど、
あなたのセカンドネームの『みさお』は漢字ではなくて、
ママのお祖母ちゃんの名前から取ったのよ。
ママはみさおお祖母ちゃんが大好きで、とっても立派は方だったから、
あなたも、みさおお祖母ちゃんのようになれば、との願いが込められているの。

じゃあ、その、みさおお祖母ちゃんって、どんな人だったの?

えっ?
あ、ああ、そうね。
いつも東京から遊びに来てくれる時、
鞄の中から、アンパンが出てきたり、氷みかんが出てきたり、
とっても楽しみだったわ。
それから、お風呂に入ると、いつも「ごしょらく、ごしょらく」って言っていたのよ。

いやいや、
そんなことでは、みさおお祖母ちゃんの立派さは伝えられない。

さあ、ご飯を食べて、先ずは落ち着いて。
そうしたら、ゆっくり、お祖母ちゃんの話をするからね。

そう言いながらも、
久しぶりに思い出が、最初はゆっくりと、うっすらと漂うようであったのが、
次第にどんどんと溢れ出し、
しまいには、幼い記憶とともにどっと押し寄せて、
どっぷりと漬かってしまい、
長女バッタには語らずじまい。

そうね、
今度、一緒にお風呂に入って、後生楽、後生楽と唱えながら、
少しずつ話していこうね。
もう、ママとは一緒に入らないわよ、なんて言わないで、さ。






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2012年12月17日月曜日

心の緊張



これで今日、何度目のお茶だろう。
香辛料入りのブラックティー。
いつものお店で、何気なく目を走らせた嗜好品コーナー。
初めて見つけた香辛料入りのティーパック。
ひょっとしたら、
ノエルのパーティー用なのか。

その香りを味わう余裕もなく、
つい携帯を覗き込んでしまう。

メッセージは来ていない。

どうしてだろう。

最後に会ったときの様子を思い浮かべる。
最後にもらったメッセージを読み直す。

考えても始まらない。

一日が長く感じられる。

洗濯機を回し、
買い物をし、
軽くブランチをし、
洗濯機を回し、
掃除をし、
メールをチェックし、
洗濯機を回し、
集まりに出かけ、
戻ってくると、
バッタ達もパリから帰ってくる。

慌しく、バッタの父親とバッタ達の学業の話をし、
なんだか、嫌な雰囲気になり始めたところ、
長女バッタが泣きべそをかき、
父親が怒り始めた様子を何とか抑え、
話を前向きな展開に変える。

息子バッタのプレゼン能力の欠如の対策について一くさりあり、
末娘バッタに関しては、彼女のフランス語能力の補強について、
注文が出る。

まあ、分かっている。
我が家は日本語が使用言語。
バッタ達は仏語での会話こそネイティブだが、
やはり、何か欠けてしまうのであろう。
いや、
フランス人の父親としては、物足りなさを覚えるのであろう。
不安なのであろう。

そんなこと、分かっているだろう。
それを承知で出て行ったのだから、
バッタ達の能力うんぬんではなく、
環境を考慮し、
仏語のサポートが必要であると直接言ったらいいではないか。

ただ、
そのサポートを探すのも、依頼するのも、
私なのかと思うと、ちょっとうんざりする。
が、
バッタ達のためならば、
喜んでしようじゃないか。

そう前向きになるには、
私とて、ちょっとしたクッションが欲しい。

勝手に出て行った父親に、
言われたくない。

まあ、まあ。
そうカリカリするな、と
心では分かっている。

と、
息子バッタが後ろから抱き付いてくる。
彼なりのサポートなんだろう。

そうして、
漸く、話がまとまったところで、
今度は私の仕事の話となる。

つい熱が入る。
気がつくと、もう夕食の時間。
準備もしていない。

そそくさとキッチンに行き、
人参を洗い始める。

有意義な時間だったのか、
いらいらの時間だったのか、
よく分からない時間をなんとかやり過ごし、
かぼちゃと人参のスープ作りに専念する。

ちらっと携帯を覗く。
何のメッセージもない。

それからは、
バッタ達との夕食、
末娘バッタが明日発表をする内容のチェック、
長女バッタの国語の宿題のフォロー、
書類の処理、
と、
時間は瞬く間に経ってしまう。

そうして、
午後の集まりの内容を反芻し、
気がついたポイントを書き出し、
メールで意見交換をしていると
もう寝る時間に。

放り投げたベッドの上の携帯を
今日、もう何十回目になるのか、チェックする。

ああ!
一つ受信。

元気だったんだよね。
心配したよぉ。

心の緊張がゆっくりと解けていく。
弛緩。。。

すべてのことに感謝したい気持ちがじんわりと湧いてくる。



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2012年12月14日金曜日

人を信じる~マイナス10度のチューリッヒにて



一体、この方はどうしてしまったのだろう。
いや、私が意地悪な性格になったのか。
思い巡らせど、気分がぐったりする。

確かに、ここフランスに来て20年。
日本人らしさが薄れたと言われれば、そんなものかと思うしかない。
が、その相手の言うところの日本人らしさ、とは、
我を通さずに人を思いやる気持ち、というから、どう返事をしたら良いか困ってしまう。つまり、私には、その人を思いやる気持ちが欠如している、と言うのか?

日本からいらっしゃる大切なお客様。
小雨降る中も、朝一で北駅くんだりのホテルまでお迎えに上がっている。
勿論、北駅くんだり、などとは申し上げないし、そんなことは微塵も見せないようにしている。弊社からお車も出している。

確かに、あの日はスケジュールが過密で、
かつ、担当者のミスで引越し前の住所が記載されていたから、
企業訪問の約束の時間に20分遅れとなり、
その割には、長いこと話をしたので、押せ押せで次のアポに駆け込んだため、ランチの時間がなかった。
漸く時間が空いた夕方、
目敏く見つけたスタバで、チャイラテを、と思って並ぶと、
「僕は並ぶのが好きじゃないんです。行きましょう。」
え?ちょっと、待ってください。すぐですから。
そうして、その方がリクエストした、ドリップ式コーヒーを確保し、
チャイラテを待つ。

確かに、いらいらするほどスタバは要領が悪い。
注文をとる係り、もう一度レジで注文を確認して請求書を作成する係り、
そして、作る係り。
何故か、どこのスタバでも、作る係りの人数が少なく、お客は、馬鹿みたいにぞろぞろと並んでいる。

それでも、
朝からのすきっ腹で、とにかく甘いものが欲しかった。それに、スタバのチャイラテはいつだって幸福感を与えてくれる。

その前のミーティングが最悪な展開となったので、何とか雰囲気を変えたかった。
日本からのお客様は30代。
英語がからきしできない。悪いことに、自分の英語が相手に通じないことを、相手の努力不足だと思っている。
だから、ミーティングも変なことになる。
お客様の質問。
それに対する答え。
空回り。

なんとか助け舟を出そうとしても、何を隠そう、私にも彼の英語が分からない。
日本語でうまく、聞き出そうとするにも、
相手は頑張ってブロークン英語を繰り返す。
いや、カタカナ英語を繰り返す。

誰かが言ってやらねばならないのだろうと思う。
君の英語じゃあ、誰もわからないよ、と。
でも、さすが、お客様相手に、そんなこと言えない。
彼の上司が教えてやるべきなのだと思う。
でも、そうこうして、もう3年目。
そうして、彼の英語は上手にならず、彼の不満は溜まるばかり。
相手が質問に明確に答えてくれない、と。

そんなことが重なって、欲求不満の捌け口として私がターゲットにされたのか。

翌日は、お昼の時間に余裕がある。
そう思っていると、その間にオフィスに行って、書類をとってきて欲しいとの仰せ。
この寒い中、地下鉄でオフィスまで往復せよと仰るのか、と
唖然としたが、
昨日のコーヒー代を私が出したことを、コンプライアンスの問題で、首になりかねないから、困ると言われて、うんざりしていたので、
それも悪くないか、と思って、寒い冬のパリにお客様をタクシーに預けてオフィスへ向かう。
何がコンプライアンス、だ。
私のポケットマネーで出したコーヒー代。
私は会社に請求もしないし、どこにも記録しない。
彼の首が飛ぶのであれば、証拠が残っていなければなるまい。
つまり、彼は、私が刺すと思っているわけだ。馬鹿馬鹿しい。

次のミーティングの場所で待ち合わせ。
それまでに、適当なブラッスリーかカフェでランチをし、暖をとっていて欲しいとタクシーのドライバーには伝えてある。

アンバリッドは日差しこそあれど、冷たい風が耳を容赦なくたたき、
頭が痛くなってくる。
駆け込んだミーティング場所には、未だお客様はいらしていない。
と、非常に不機嫌な様子で入ってくる。
2時間も寒い中、外でタバコを吸っていたので、さすがに辛かった、と仰る。
そうして、ドライバーは親切心に欠けていて、英語もろくにできない、とくる。

ランチは?と伺えば、
最初は空いていても、どんどん混んで来たから、さっさと出ましたよ、と。
余りに寒いので、時間までブラッスリーに残っていらしたらよかったのに、といえば、
だから、フランス人なんですよ、
日本人は相手のことを思って、席を立つんです。
と怒った調子で返事が戻ってくる。

私をオフィスになんて追いやらなければ、
ランチをご一緒し、次のミーティングの場所のロビーで待つ、など
寒さを凌いで過ごしましたのに、
と喉まで出掛かるが、勿論、言わない。

イライラは次のミーティングで爆発し、
誠心誠意で対応してくれている相手のフランス人女性に対して、
申し訳なくなってしまう。

「ご満足していただけていないようなので、もう一度ご説明します。」

漸く納めて、最後のミーティングに向かう。
と、弊社オフィスが見えてくる。
「なんだ。すぐに帰れるからって、最後にこの会社のアポを入れたわけなんですね。」と、嫌味たっぷりで言われる。

「そこまで仰るなら、明日、チューリッヒには行かないことにしちゃいますよ。あんまり、いじめないでくださいよ。」

冗談っぽく、言う。
日本の仕事の環境がひどくてやっていられないこと、フランスがうらやましいこと、他社がどんどんリストラでいなくなっている中、のんびりと生き残っている私がうらやましいこと、などなど。

弊社がまさにリストラの渦中で8割が解雇となり、
実は、私もその一人となる可能性がある、
なんて言えるわけがない。
そんな会社とは、仕事ができんと、なってしまうではないか。

思いやられたチューリッヒだったが、
マイナス10度の中、
凍った噴水を見ながら一緒に歩いたことが良かったのか、
或いは、前日に、いじめないで欲しいと言ったことが良かったのか、
人が変わったように素直で、嫌味っぽいところがなくなっていた。

それでも、
上司の悪口ばかり。
そして、相変わらず、企業訪問では、相手の説明が的を得ていないと不満を訴える。

ある会社で、
マイナス10度なのに、お客様が手袋をしていないことに驚いた女性に対して、
「まったく、自分中心にしか物が考えられないんですよね。なんで手袋なんかするんだか。」
いや、その言葉そのままを、きっと彼女も言いたいのではないでしょうか。
そう言うと、まあ、そうかもしれませんね、と思った以上に素直な反応がかえってくる。

夕食も、コンプライアンスの関係で、ワリカンであっても、一緒に食事しただけで、狙われるとか。
呆れたが、まあ、それならそれで、とさっさと夕方に別れる。

一人淋しくはないのか。
なんだか、ぽつんとした後姿が気にならなくもない。

そうして最後の日。
訪れた企業で大きなチョコレートセットをいただく。
「これ、黙っていてくださいね。こんなのもらったら、大変なことになる。あ、そうか。タクシーの運転手にあげれば良いのか。」

そこまで信用してもらえないのか。
私がどこかに報告すると思っているのか。
疲れてしまう。
「どうぞ、信用してください。誰にも言いませんから。」
そうして、つい、付け足してしまう。
「人を信じることも、どうぞしてみてください。
信じて、たとえ裏切られても、それはそれで仕方がない。勿論、傷つきます。
それでも、また信じる。
人生、人を信じられなかったら、あんまりに寂し過ぎるのでは。」

空港で、別れる。
「大変お世話になりました。ありがとうございます。
来年の一月にフランクフルトには行くので、その時にまたお願いします。」
そう仰る。

ひょっとしたら、お会いするのはこれが最後となるのか。
その思いが頭を過ぎるが、
今後ともどうぞ宜しくお願いします、と深々と頭を下げる。

どうぞ、人を信じることを始めてください。
そして、幸せを勝ち取ってください。
心で呟く。









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2012年12月7日金曜日

ハーブ味の笑顔



久しぶりに会うと目が充血している。
挨拶のビズもなし。

君に風邪が移るといけないよ。

ふうん。そう。
じゃあ、飴でも、舐める?

ハーブの香りのリコラを取り出す。

ちょっと躊躇ってから、
一度舌の先で転がして、
それを手で摘まんで、
口の中に放ってあげる。

嬉しそうににっこりして、
子供と同じだ、
と言う。

え?
子供達に、そうやって飴を食べさせていたの?
毒見?
子供達、喜んだの?

ぎょっとする。

もっと嬉しそうにする。
子供達同志だよ。

え?
あ?
ああ、そうか。

おマセな子供だったってことね。

思い出し笑いなのか、
今、この瞬間が嬉しいのか、
やわらかな笑顔が続く。

笑顔に笑顔で返す。
ハーブの爽やかな味が空気を揺らす。





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2012年12月6日木曜日

薔薇の蕾




小さく欠けていく月は
いよいよ冴えて
フロントグラスの霜を削るたび
シャラシャラとしたシャーベットに一瞬の輝きを与えている。

冬の太陽は
気まぐれな応援の様。

一瞬にして心奮い立たせ、
その気にさせておきながら、
その続きがない。

気まぐれな太陽に
すっかりその気になった我が家の庭の薔薇の蕾が
夜の間に氷の塊と化している。

夕方、戻ったら
そっと凍てついた蕾を手にとって
ゆっくりと息を吐きかけようか。

手のぬくもりで
膨らみを取り戻し、
落ち着いた色合いとなった花びらを
開き始めるかもしれない。

心をそっと抱きしめる。


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2012年12月3日月曜日

人生、初志貫徹



恒例の学校でのマルシェ ドゥ ノエル。

朝から鮭の押し寿司を作り、
書道スタンドで短冊やカードに、
リクエストに応じて小筆でしたためる係り。

日頃お世話になっている知り合い、友人、先生が通る度に、
デモの意味合いも含めて、
さっと勝手に書き上げてプレゼント。

オリビエと書いて欲しいといわれ、
『織尾江』と記す。

我ながら上手く書けたと思っていると、
意味が知りたい、との笑顔が返ってくる。

音を頼りの当て字とも言えず、
オリビエの『織』は、『織る』という字で、
楽しいこと、美しいこと、幸せなこと、色んな糸を織り混ぜながら
人生が繰り広げられるといったイメージが背後にはあるのです、
と伝える。

CFAを目指す若い同僚を思って、
『初志貫徹』を書き上げていると、
マダムが意味を聞いてくる。

最初の思い、願いを最後まで貫き通すことです。

ぱっと顔を輝かせ、私にも書いてちょうだい、そうなの、人生、初志貫徹よ!



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