2014年6月28日土曜日

喪明け



外は思いの外あたたかく
雨の湿りで草葉の香りがしっとりと立ち込めている。

肺の奥まであまやかな緑の香りで満たす。
今朝までのわだかまりが嘘のように消えてしまっていた。

雨の音を聞きながら、アルトの低音を体全体に振動させたからか、
一人で航空券とパスポートを持って旅立った息子バッタの元気な声を聞いたからか、
思いの丈を書き綴って送ってしまったからか、
新たな関係が築かれようとしているからか、
ともかくも、
これで本当に喪が明ける。

会う約束をしていた友人が風邪気味とのこと。
別の友人に声を掛けていたが、返事はない。

いいじゃないか。
今夜はPouilly Fusséを冷やそう。
チーズ売り場に紛れ込んでいた鯛をカートに入れてしまっていた。それを蒸してご馳走にしよう。

週末なのに申し訳ない、と仕事が舞い込んできている。
そうこなくっちゃ。
きめ細かな雨が静かに降り続いている。

しっとりと甘やかな草葉の香りがゆるやかに立ち込める。





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