誕生日を一緒に祝わなくなって、早三年。
貴女は既に自分の人生を一人で切り拓き、歩いて行っている。
去年は進学の件で本当に心配したけれど、どうやらうまく切り抜けた様子。
どんどんと一人で住む場所も決め、賃貸契約も済ませ、家具を購入して住みやすい環境を整えていく貴女に、ただただ目を見張るばかり。
貴女にとって、手に取る地図は世界地図。生まれた時から文化の違い、言語の違いを肌で感じてきた貴女にとって、異文化環境は特別なことではないのかもしれない。
高校に入って初めての友人宅での大きなパーティー。帰宅は真夜中になると知り、母親として不安になり、数々の質問をしたよね。そうしたら、「私はママの娘なのよ。ママ、私を信じて。」貴女はそう言ってのけた。ママは、頬を殴られる思いがし、はっとした。そう。ママは貴女をいつだって信じていたし、信じているし、これからも信じていくよ。
ママの娘なんだから、危ういこともあろうと思う。
不安に押し潰されることもあろうと思う。
まあ、取り敢えずは、ママだったらどうするだろうか、って考えてみてね。
そうすると、きっと新たな道が見つかると思うよ。
堂々とこれからは一緒にシャンペンが飲めるね。先ずは乾杯しようか。
貴女の20歳を。
誕生日、おめでとう。
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