2014年5月21日水曜日

ピーと一緒に






ぐるぐる、きゅるきゅる。。。

こんな鳴き声が聞こえてきたら、
もう食べ頃だって分かってしまう。

あっという間に踵が見えなくなる程下草が茂り、
野薔薇の高貴な香りに満ちている庭の奥に足を進めると、
小さな黄緑の粒が今では真っ赤な大きな粒になって、
枝にたわわに実っている。

庭に出ればいつだって、すぐに気が付いて走って追ってきたバッタ達。
彼らはもう味見をしたのだろうか。
ぐるぐる、きゅるきゅる、ピーよろしく、手当たり次第、真っ赤な粒を口に放る。
甘酸っぱさが口いっぱいに広がる。

キッチンに戻ると、末娘バッタがケーキを焼いている。
バドミントンの練習に持っていくとか。長女バッタの得意レシピを、いつの間にか末娘バッタも諳んじてしまっている。
パウンドケーキの型と、小さいカップケーキの型に生地を流し込んでいる。
小さいカップケーキ型は、後からの味見用なのか。それなら、後で一口もらおうか。

そんな母親の考えは大いに甘かったことが分かる。
息子バッタ向けに特別に作ったらしい。

ふうん。そっか。
ぐるぐる、きゅるきゅる。。。
それでは、ピーと一緒に、さくらんぼを食べに行こう。









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