2015年4月11日土曜日

春の日差し



天に願いをしているような木蓮が心打つ朝。
フランスに進出する会社から、翌日までに市場調査の依頼。


市場調査といっても、大袈裟なものではなく、こういったキャンペーンを打つとしたら、パリの人々はどう反応するか、といったもの。勿論、街頭アンケートをすべきだろうが、先方もその辺は了解済み。知り合いに片っ端から連絡するしかない。えいままよ、と仏語でアンケート依頼文を急ぎ認め、パリおよび近辺在住の友人たちにメール送信。そうだ。バッタ達の意見も拝聴するか、とばかりに、彼らのメルアドにも送信。


すると、すぐに数人が返信をしてくれる。ああ、ありがたし。持つべきものは友人。


一人の友人が、可愛いスペルの間違いね、と指摘してくれていて、送った文章を読み直すと、文法の誤りが散見。恥ずかしや。それでも、皆、真剣に考えて返事をしてくれており、しかも、長文のコメントやアイディアを書き連ねてくれている。これで8割はミッション完了か。


午後に、息子バッタから返信メールがくる。


どんなコメントか、心浮き立つ思いで開けてみると、なんと!びっちりと元の文章に訂正が入れてある。BBCにてメールを送ったものの、彼は自分だけに送られた文章と思い、ママが訂正をお願いしているものと思ったに違いない。それだけ、我が文章は不完全なフランス語なのか、と落ち込む一方、彼の文章を読み直し感心してしまう。文法の間違いの訂正だけではなく、言い回しも訂正してくれている。ママの謂わんとするところをちゃんと押さえ、それをフランス語でぴったりの表現に直してくれている。


追い越されたのは、背だけではなかったか。


春の日差しが眩しい。





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