2012年4月12日木曜日

vanitas vanitatum omnia vanitas


大体、私の性格がそうさせるのか、
はたまた、本当に人生とはそうなのか、
常にジェットコースター状態。

いや、多分、今の心の状態なんだろうな、と思ってみる。

今日一日、色々あった。
特に関連性のない話しながらも、数珠つなぎで問題が発生し、
心痛むニュースを受け、呆然としているところ、駄目押しの如くのドタキャン連絡。

遂にぐっときて、くじけそうになり、
こらえきれずに思いの丈をメールに書きなぐり、
送信ボタンを押す前に、一呼吸。

一体、何になろう。
感情の波をぶつけることで、何が生まれようか。
相手から、どんな反応を期待しているのか。

そして、全文選択し、削除。
目の間に真っ白なページだけが残る。

一瞬、全ての問題が解決したかの錯覚に襲われる。

帰りの車で、信号待ちのたびに、ついついSMSのメッセージを打つ。
漸く最後の信号で引っ掛かったときに、完了し、送信。

ドタキャンの本人だって、好きでしているわけではあるまい。
よんどころ無い事情というものが、出てくることもある。

すぐに返信がくる。
相手を責めることなく、スムーズに別の機会に繋げることができ、
ほっとする。

そうして、バッタ達とにぎやかな夕食をしているところに電話。
バッタ達のパパから。

週末から二週間のバカンスに入るバッタ達。
最初の一週間はパパ家族とマラケシュに行くことになっていた。
だからこそのパスポート取得。(息子バッタの夢)
格安便なので、土曜の朝早く出るらしい。
バイオリンはお休みとなる。
勝手に決められたことに、余り良い気分はしないが、何も言わないでおく。
言ったからといって、何が変わろうか。

金曜の夕方は長女バッタが陸上、末娘バッタがダンス。
彼女達をお迎えに行って、帰りはいつも夜の8時になっていた。

パパはいつ来るの?

前回会った時に聞いたら、電話をする、との返事だった。
そう、聞いていない。

息子バッタが答える。
「学校が終わった頃に迎えに来るんだって。」

そう。
陸上はどうするの?

「行かないの。行くなって言われているの。」
長女バッタが応じる。

あら?じゃあ、ダンスは?

金曜のダンスの帰りは、末娘バッタとお友達をピックアップすることになっている。
ちょっと慌てる。
どうやら、ダンスも行かないらしい。

ええっ?じゃあ、お迎えはどうするの?
長女バッタは陸上の友達に、既に明日はママの車に乗せてあげられないと、伝えたと言う。

前から知っていたの?

慌てて、ダンスのお友達のご家庭に電話。
それこそ、ドタキャンを詫びる。

でも、それでは、明日の夜帰ってきても、バッタ達はいないのか。
それにしても、バッタ達はいつパパから連絡を受けたのか。
どうして私には一言もなかったのか。 遠慮からか?

知らされなかったのは私だけ?

突然怒り心頭に達する。

バイオリンだって、ダンスだって、陸上だって、皆ママが払っているのよ。
勝手にお休みするなんて決めないでちょうだい。
そんなことなら、もう、ママは皆のためには何もしないわよ。

熱いお風呂に入ることにする。

がたがたと地下からスーツケースを出す音がする。

勝手にすると良いのよ。

末娘バッタが、困ったような声を発する。
「ママ、私の水着、ママの部屋?」
まさか。

悪いのは子供達ではない、と頭では分かっているが、
どうにも抑えようのない、この思い。
熱いお湯に浸かっても、ちっとも消えてくれない。

ラップトップに向かっていると、
息子バッタが無言でやってきて、
がっちりと背中から抱きつく。

優しい言葉が出てこない。

こんな時、なんといってやれば良いのか。

騙された思いが拭えない。

vanitas vanitatum omnia vanitas

もう一回唱えてみようか。

vanitas vanitatum omnia vanitas

バッタ達よ、ごめんね。
でも、ママ、今日は笑顔は作れない。
明日は、早く出て行くよ。
君たちも、行ってらっしゃい。

vanitas vanitatum omnia vanitas




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