2018年12月18日火曜日

赤く染まる松







日中、街を歩く。
面白いように知った顔に会う。にこやかに挨拶し、立ち話をし、時にはちょこっとお茶でもとなる。
フレッシュなニュースをお互いに交換し合い、盛り上がり、別れる。

不思議なことに、誰も何故こんな時間に、そこに私がいるか、などと無粋なことは聞かない。相手にとっては、それ程関心ごとではないのだろう。
とどのつまりは、束縛するのも自分であり、解放するのも自分。
そう思ったら、またふっと気が楽になった。

二歩前進しては、一歩後退のペース。
いやいや、どんなペースでもいいではないか。

フランスにとって、悲願であったEU財政基準である財政赤字を国内総生産比3%以下にすることは、来年も厳しくなる様相を呈している。しかし、この『3%以内』は、何を根拠にしているのか。今やフランスの世論はそうなっている。

目標を掲げることは、非常に重要であり、目指さなければ到達しない。
それでも、のんびりと回り道をしても良いではないか。

庭では、松の枝葉が朝日に真っ赤に染まっている。






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