2021年5月4日火曜日

本場の味とは

 




このところ、ココナツミルクを入れたカレーばかりが続いてしまった。久しぶりに、ダルでも作ろうか。


色々とレシピを比較研究。赤レンズ豆を使ったものにしよう。玉ねぎを6つも使うところが気に入った。生姜もたっぷりと入っている。


ギ―をバターから作ろうかとも思ったが、ここはオリーブオイルで代用することに。沸点が高く焦げにくいことが特徴とのことだから、オリーブオイルをしっかりと熱くする。そこにカレー粉、粉砕した粒マスタードと粒コリアンダー、クルクマを入れ、香りを強く立たせ、細く刻んだたっぷりの生姜を入れて炒める。


フランス語では直訳すれば珊瑚色のレンズ豆と呼ばれる赤色レンズ豆を入れ炒める。レンズ豆の3倍の量の水を入れ、沸騰させ、弱火でゴトゴト煮る。


別のフライパンでオリーブオイルをしっかり熱し、みじん切りのにんにくを香りが立つまで炒める。そしてみじん切りにした玉ねぎを炒める。ここに胡椒を入れるようだが、豆の方に胡椒をたっぷり入れてしまっていたので、割愛。弱火でじっくりと炒めて玉ねぎの甘みを出す。


レンズ豆が煮えたら、ブレンダーで滑らかにする。塩で味を調えようと味見をすると、目から火が出るほどの辛さ。本来なら新鮮な唐辛子を入れるところ、買っていなかったし、そこまで辛くしなくてもと唐辛子は入っていないのに、この辛さは半端じゃない。マスタードと胡椒でここまで辛くなるのか。ここは、玉ねぎの甘みで、うまく調整しないと。


果たして。炊き立ての白いご飯に、熱々のダルをかけ、玉ねぎ炒めをたっぷりと載せる。フォークで混ぜて口にすると、ダルの滑らかさと、奥深い辛さ、玉ねぎの香ばしい甘さが、バスマティに絡まり、絶妙。これはなかなかの一品。珊瑚色というよりは、緑色がかってしまったし、ややこってりし過ぎてしまった感はあるが、香り高く、口当たりが良い。


ラッシーでもあれば、更に本格的。

とは言うものの、本当のところはどうなのだろう。いつか彼の地を訪れて、本場のダルを味わいたい。






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