「明日、ランチでもどう?」
「う~ん。そうだね。
うん、大丈夫だよ。」
ちょっと前に、明日の忙しさは、蓋を開けて見ないと分からないとしていた。
だから、慌てて付け加える。
「あ、でも、ランチをしたからって、夕方会えないより、
夕方、ちょっとでも顔を見たほうが嬉しいかなぁ。
どんな感じ?」
「ランチか、夕方の逢瀬か。
どちらがいいの?」
気取らずに好きなものを一緒に食べながら、
あらゆる話題を取り上げて、
好き勝手に斬り合い、
お互いの反応を楽しみ、思いを共有する時間。
或いは、
会った途端に次はいつ会えるかと心逸り、
相手の面影をせめても心に刻もうと必死になり、
あらゆる反応をも見逃すまい、
と神経張り詰める夕方の一時。
でも、これは私にとっての解釈。
相手がそう思っているとは限らない。
それこそ、どういった時間を共有したいのだろう。
質問をブーメラン。
「そうだな。
ランチをしようよ。
大丈夫。今日、これから夜、取り掛かるし、明日も早目に開始する予定にしている。」
それから、重ねるように言葉が続く。
「早く終われば、夕方も会えるよ。」
雲の隙間から太陽の光が幾筋も大地に流れ込み
固く閉じられていた蕾が一斉にビロードの花びらを放ち
蜜蜂の羽音が賑々しく、
蝶が飛び交う。
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皆様からのコメント楽しみにしています
くっかばらさん 今頃おいしいランチでしょうか・・・。 呼吸を忘れるほどの瞬間。聴覚も失っているんですよね。私は家の冷蔵庫にある卵でふわふわシフォンケーキを作ってみました。ふわんふわんで、明日の朝もお昼も、午後のティーも楽しめそうです。え?やっぱり話がずれているって?そうですねえ。時差がありますもんねえ。素敵な午後を!!
返信削除ふにゃら。あかうなさん。。。
返信削除ふにゃら、ふにゃら。。。
ふにゃららららぁ。
やっぱり、思いはひたすら心に留めておくほうがいいのかしらです。はい。みゃあ。