2022年10月16日日曜日

灯台下暗しとなるか





 



お天気の良い週末ともなれば、森は栗拾い、キノコ狩りの家族やカップルでにぎわっている。トンカと散策しながら、それとなく目を配ってみるものの、素人にはちっとも見つからない。


それでも、おとぎ話に出てきそうな、いかにも毒がありますよオーラを発散している、ふっくらとした真っ赤な傘に、黄色い丸い斑点がついているものは、否が応でも目に入る。ひょろひょろとした白い柄に、真っ黒な傘のキノコも、幾つも見つけた。


食用キノコはどこじゃ。そう思いながら歩いていると、ふと足元にぬらぬらとしたキノコ群が目に入った。これは、まさか、なめこ様ではあるまいか。さすがに、それはないよな、と思いつつもシャッターを切る。


そもそも、キノコの知識がないのだから、どれが食用でどれが毒性のものかなど、分かる筈がない。頼みの綱のトンカは、珍しいことにキノコには目もくれない。


それが、ある朝、勝手口から外に出た時、何気なく花壇に目をやると、キノコ様がおはしますではないですか。しかも、なんだか無害だよオーラを発散している。慌ててシャッターを切り、キノコに詳しい友人たちに送って見てもらう。


トンカと森で遊んでいる時に、返事が入る。どうやら食用キノコらしいと皆が口を揃える。それでも、傘の裏側がスポンジっぽいのか、ひだひだがあるのか、確認すべしとのこと。友人の一人の旦那は薬剤師の資格を持っていて、うん十年前だろうが、昔取った杵柄、判断できるという。さあ、急いで家に帰って見てもらおう。


食用キノコだとしたら、これこそ、灯台下暗し。我が家の庭に生えていたなんて!


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