ジェットエンジンの様な音
7月14日のパレードの演習にしては早いな
キッチンの流しから外の空を見上げても
特に変わった様子はない
いつの間にか大木となった松の木と
刈り取られた芝生が目に入るだけ
それでも
胸の奥底をかきむしる様な
切なくなるような音は続いている
どこかで耳にした音
ブルターニュの草原が目に浮かぶ
ああ、そうか
雲が流れる音
こちらの気持ちをぐっと陽気にさせる
真っ白な入道雲など
このところ、まだお目にかかっていないだろうか
秋の気配さえも漂う天候が続いており
そんな時の雲の流れは
夏に別れを告げる切なさを伴っている
いや、
ひょっとしたら、いつだって雲の流れる音はしているが、
バッタ達がいない空間で
一層際立って聞こえてしまったのだろうか
この寂寞とした思いに
理由付けをしてしまったら、
それだけが今や大きく膨らんでしまい
手に負えなくなりそうなまでになってしまう
ラベンダーが紫の香りを放ち始めている
バッタ達はいないのに
薔薇も、今年は驚くほどの咲きっぷり
バッタ達はいないのに
雲がまた流れていく。。。
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