このところ一週間ばかり狙いが定まらない。
いや、思考が定まらない。
これまでの自分と違う自分を見出し、
その扱いに四苦八苦し、当惑している。
彼から、
最近おとなしいね、どうしたの?
とSMSがあったのはいつのことか。
違う世界に住んでいるし、
逐一こちらの状況を説明しているわけでもない。
6月はバッタ達の学校行事で大変だし、
手を染めてしまった活動やら、
仕事関係での出張など、
確かに忙しかった。
それでも、
そう言われてしまうと、心が沈む。
去年の6月だったか。
彼がアジアの或る国のセミナーで講師として呼ばれているから、
その時に会えないか、と
連絡してきたのは。
そのセミナーの知らせは、今でもサイト上に存在するが、
結局実現はしなかった。
人道的な問題で彼の国が国連に叩かれ、
政治的な圧力とやらで、お流れになったと聞いた。
あの時は、
旅の準備をしていたわけではないが、
心の準備はできていて、
なんだか、肩透かしを食らった思いがしたもの。
彼との関係は、憧れの世界に止まり、現実社会とは一線を画していると思うことにし、心の中で処理してきた。
それが、今回、メールで、日本に行くのであれば、アジアの某国経由にしないか、と連絡が来る。
そうか。
日本にこの夏、少しだけ行くことを、彼には伝えていなかった。もうチケットだって買ってしまっている。
そうか。
だから、この間、SMSで出張のスケジュールを聞いてきたのか。
8月初旬の10日間、アジアの某国で講習会があるという。
彼は軍のベースに寝泊りすることになるが、
恐らく、外出できるであろう、という。
慌てて日程を見る。
行けるなら、週末。
それでも、航空チケットは日本に行くだけの値段。
しかも、果たして本当に彼は外出ができるのか。
ロンドンで夕食を一緒に、というのであれば、
多くの人には気違い地味ていると思われるだろうが、
多分、なんとか遣り繰りをして行くだろう。
ただ、12時間以上も飛行機に乗った、その末に、
夕食をともにする、
それだけの為に?
しかも、ひょっとしたら彼とは会えないかも知れないのに?
どうしたのだろう。
今までだったら、彼と会えるチャンス、
一時であっても、声が聞けるチャンスであれば、
すぐにもしがみついたと思う。
恐いのかな。
こうして彼と再会してしまい、
それでも、彼とは未来を語る関係ではないことに変わりはなく、
そうして、人生の謂わばヒーローの様な存在が、現実となってしまうことが。
自分で自分をもてあましている。
彼からは、招待国からの正式コンファームが未だないとの連絡。
今回を逃すと、本当にこれからも会えない気がする。
彼とは未来を語れないからか。
自分の心の変化に戸惑う。
ひまわりの黄色い花弁は
かっきりと輪を作っていて何も答えてくれない。
どうぞご参照下さい(関連記事):
マンゴ カルナンデ
Life is busy and going on and on
ログアウト
にほんブログ村
↑ クリックして応援いただくと嬉しいです。
皆様からのコメント楽しみにしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿