2011年10月27日木曜日

新月のなせる夢


新月だからか、街路灯がいつもよりまぶしく感じる。
それとも、寝不足なのだろうか。

万聖節のバカンス中なのに、朝7時前の通勤路は、いつものように混み合っていて、赤いテールランプを浴びながら、ぼんやりとラジオのニュースに耳を傾ける。

どうやら明け方、欧州サミットはそれなりの合意に達した模様。ギリシャ債のヘアカットは50%に。事前予想通りか。

その後、「アラビア語」、「フランス語」、「言語の乱れ」といった語句が耳の奥に残る。それらキーワードを掻き集め、いつものように想像力を逞しくし、なるほどね、と膝を打つ。どこぞやの言語学者が、最近の若者達の会話にはアラビア語の単語が入り混じっているとし、フランス語の乱れを嘆いているのであろう。

バッタ達の会話にちらりと思いを馳せる。アラブチックな発音が最近の流行なのだろうか?あまり、ピンとこない。

しかし、自国にないものを取り入れ、自国のものに融合させてしまうことこそ、フランスという国の懐の広さと深さであって、それこそがフランス文化の豊かさではあるまいか。

と、新たなキーワードが耳に飛び込む。「チュニジア」。

おっと!

コメンテーターの話に意識を集中して聞いてみると、どうやら、チュニジアにて、フランス語の流入により、正統アラビア語が穢されていると主張するナショナリズムを煽る一政党の話。

しかし、チュニジアにしろ、ムスリムが支配し始めたのは7世紀のことであろう。それまでは、ローマ帝国の支配下であったではないか。

いやいや、勝手に思い込んで熱くなる前に、先ずは、よく話を聞かねばなるまい。

と、オフィスの駐車場の入り口に着いてしまう。。。

新月のなせる夢か


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皆様からのコメント心よりお待ちしています。

2 件のコメント:

あかうな さんのコメント...

言葉は面白いですね。私が住んでいる所は台湾なのですが、中国大陸で使われている中国語とはやはり言葉のいいまわしや、発音、言葉の選び方、なんかが違いますし、もともとの、いわゆる台湾語には、ビンナン語、客家語、その他にそれぞれの原住民の言葉、があります。子供達の学校では自由に選択でその中の一つを履修することになっています。家はビンナンです。聴いていると面白いですよ。

kookaburra さんのコメント...

あかうなさん

台湾語ですか。。。奥が深いですね。因みに漢語、になるのですか。

そうそう、恥ずかしいですが、モロッコではなく、チュニジアでした。訂正させていただきます。