トンカとの散歩から帰ってくると、玄関脇に小さな包みがちょこんと置いてあった。おおっつ!近所に住む苔庵のマスターからの差し入れに違いない。散歩の途中に、別件でメッセージのやり取りをしていて、彼女が苺大福を上手に作れたことを知っていた。しかし、差し入れしてくれるなんて、感謝、感激、雨、霰。
果たして、真っ白で気品のある大福様がお出ましに。やわらかな甘い香りがふっと漂う。お皿に載せて、恭しく改めてご挨拶。かすかにピンク色が見えるところが、奥ゆかしくも艶やか。
さっとナイフをあてると、ぱっとルビー色の香気がたった。
うーん。ルビーというよりは、もうちょっと柔らかで、甘そうなイメージを彷彿とさせるものを考えないと、しっくりとこないか。
望月や ゆるりと割れば 初苺
望月や むっちり肌の 初苺
望月や みどりごの肌 初苺
大福は期待を裏切らないもちもちさ、白餡は甘すぎず、苺の甘さを優しく引き立ててくれている。感動の一品。マスターありがとう。
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